岡県

今後30年以内
震度5強以上揺れ
に見舞われる確率

福岡県の地震リスク

20.3%

出典:「全国地震動予測地図2020年版」(地震調査研究推進本部)
https://www.jishin.go.jp/evaluation/seismic_hazard_map/shm_report/shm_report_2020/

福岡県に被害を及ぼした主な地震

発生年月日 地震名 マグニチュード
(M)
主な被害
1898年8月10日
(明治31)
福岡市付近 6.0 負傷者3人。糸島郡で、家屋全壊7棟。
2005年3月20日
(平成17)
福岡県西方沖 7.0 死者1人、負傷者1,069人、家屋全壊132棟。
2016年4月14日〜
(平成28)
平成28年熊本地震 6.5(4月14日)
7.3(4月16日)
負傷者17人、住家半壊4棟(平成31年4月12日、消防庁調べ)。

出典:「都道府県ごとの地震活動」(地震調査研究推進本部)
https://www.jishin.go.jp/regional_seismicity/

福岡県及び周辺
主要活断層海溝起こる地震

地震 マグニチュード
(M)
地震発生率
(30年以内)
海溝型地震
日向灘及び
南西諸島海溝
周辺
日向灘(ひとまわり小さい地震) 7.0~7.5程度 80%程度
与那国島周辺(ひとまわり小さい地震) 7.0~7.5程度 90%程度以上
南海トラフ 南海トラフで発生する地震 8~9クラス 70%~80%

出典:「都道府県ごとの地震活動」(地震調査研究推進本部)
https://www.jishin.go.jp/regional_seismicity/

日本で起こる地震のタイプ

地球の表面は、海や陸など十数枚に分かれた厚さ数10〜200kmのプレート(岩盤)で覆われています。海の下では新しいプレートが生まれ、年間数cmの速さで広がって陸のプレートに押し寄せます。海のプレートは陸のプレートより重いため、その下に入り込みます。この圧力によってプレートにひずみがたまり、それが限界に達すると、亀裂が入ったり大きく動いたりします。これが「プレート境界で発生する地震」(図1)です。地震が起こるとひずみはいったん解放されますが、プレートの動きは一定なので、定期的にひずみがたまって地震は繰り返されます。

図1:プレート境界で発生する地震 図1:プレート境界で発生する地震

図1:プレート境界で発生する地震

また、プレートの内部に力が加わって発生する地震が、プレート内の地震です。プレート内の地震には、「沈み込むプレート内の地震」(図2)と、「陸のプレートの浅いところで発生する地震(陸域の浅い地震)」(図3)があります。陸域の浅い地震は、プレート境界で発生する地震に比べると規模が小さい地震が多いですが、人間の居住地域に近いところで発生するため、大きな被害を伴うことがあります。

図2:沈み込むプレート内の地震

図2:沈み込むプレート内の地震

図3:陸のプレートの浅いところで発生する地震(陸域の浅い地震) 図3:陸のプレートの浅いところで発生する地震(陸域の浅い地震)

図3:陸のプレートの浅いところで発生する地震(陸域の浅い地震)

出典:「特集 地震を知って地震に備える!」(内閣府) https://www.bousai.go.jp/kohou/kouhoubousai/h21/05/special_02.html
出典:気象庁「地震発生の仕組み」 https://www.data.jma.go.jp/eqev/data/jishin/about_eq.html